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2014年3月28日金曜日

韓国の中国配慮外交は自滅を招く

北、韓日米会談日にミサイル“挑発”…韓国政府「安保理決議違反」
中央日報日本語版 2014年03月26日09時28分


韓国は米国のミサイル防衛システム(MD)への参加を拒否し、自国製KAMDを発展させるとしている。また、米国製迎撃ミサイルSM-3の導入も拒否。韓国は、米国本土を射程に入れる中国の大陸間弾道ミサイルから米国を守る仕組みには参加しないとし、中国に配慮している。日米韓同盟の枠組みから言えば、日本の防衛にも協力しないということだ。

冷静に考えてみよう。

今回北朝鮮が発射したノドンが日本を目標にしようが米国を目標にしようが、韓国は迎撃する気はないと言っていることになる。そう言いつつ、国連に「北朝鮮が怖いから助けてくれ」という論法が成り立つのだろうか?
参考)
米国が韓国にMD配備すれば 中国の戦略兵器に脅威 http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-10/18/content_30337948.htm

まだある。

韓国は、北朝鮮の核武装化に危機感をつのらせ、朝鮮戦争以来米国が握っていた有事統帥権の韓国への返還について12年4月の期限延期を要請し、15年12月まで引き延ばした経緯がある。そして、この期限も再度延長して欲しいと要請し、条件付延長で交渉中だ。財政破綻し、軍事費を削減せざるを得ない米国が簡単に(無償で)応じるかどうか疑問だ。

では仮に米国が応じたとしよう。

統帥権はともかく、北朝鮮から韓国を守る兵力は在日米軍だ。その基地は、日米安保条約を基礎に日本を守るための基地であり、第三国を守るために使用する場合は日米の事前協議が義務づけられている。韓国が「同盟国を守るミサイル迎撃システム導入を拒否する」というなら、日本は「韓国を守るために日本の米軍基地を使用することを拒否する」と言われても仕方がない。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140315/waf14031509060005-n1.htm

日米およびASEANにとっての脅威は、北朝鮮だけではなく、中国も含まれているのが現実であり、外交の舞台で伊藤博文を暗殺したテロリストの銅像を中国とともに賞賛したり、共同で対日プロパガンダを張るといった行動は韓国の自滅を招く恐れがある。

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