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2014年4月21日月曜日

北朝鮮新型核実験オバマ訪韓直撃か

▼韓国はセウル号沈没事件で国家喪中、朴大統領対応苦慮▼
21日ロイター:
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA3K03X20140421

▼中国裁判所 商船三井船舶差押▼
21日ロイター:
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA3K02I20140421

▼北朝鮮 新型の核実験実施の兆候▼
21日ロイター:
http://www.asahi.com/articles/ASG4P427FG4PUHBI018.html


オバマ大統領は4月24、25に訪日し、26日は韓国を訪問しますが、アジア重視の政策をとる米国政府にとっては、嵐に飛び込むような訪問になりそうです。特に、中国裁判所による商船三井船舶の差押は、物理的な対日軍事行動に匹敵するもので、今回の訪日テーブルに新たな課題が乗った形です。

中国の今回の差押は、対中投資のカントリーリスクを強く意識させるもので、今後日本企業は、投資をタイ、ベトナム、インドなど親日地域への資本待避を加速させるでしょう。一方、こうした中国の準戦争行動は、軍事力増強・領土拡大政策とともに、日本だけではなくアジア諸国に新たな脅威を実感させるものと言えるでしょう。オバマ大統領は韓国に引き続きフィリピンを訪問しますが、同国も領土問題で中国の脅威をひしひしと味わっていますので、中国の動静がテーマになることは間違いありませんね。

こんな中、北朝鮮の新型核実験の兆候です。もしかすると、オバマ大統領の訪韓に合わせてくる... と思うのは私だけでしょうか。いや、オバマ大統領訪韓中止をねらった威嚇とすらとれますね。

ウクライナ問題では、ロシアからの天然ガスに依存するEUが、米国が望む強力な対ロ制裁に同調しにくいというジレンマを抱えて「弱腰オバマ」と国内非難を受けていますが、今度はアジア問題対処で頭を抱えることになりそうです。

しかし、中国、北朝鮮問題で、日米韓+ASEANの強調関係をより強固にするという方向性もあり、オバマ大統領の腕の見せ所という観点もありますね。

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