このブログを検索

2014年4月24日木曜日

報道されないウクライナの真相

親露派排除、再開を表明 ウクライナ大統領代行 4者合意、さらに遠く産経新聞 4月24日(木)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140424-00000090-san-eurp
報道はほぼすべてプーチンを侵略者、ロシア民族の保護を口実にウクライナ全土を支配下に入れようとするヒットラーのような存在と言います。それはとんでもない虚偽です。プーチンはむしろ低姿勢で、相当我慢しているのです。

ウクライナの現暫定政権は、欧米が作り上げた傀儡政権なのです。言いなりになる少数民族の新興財閥を権力の座に座らせ、ユダヤ金融資本の草刈り場にされたのです。

これにともない、ロシア民族はかなりの弾圧を受けたようで、ついに堪忍袋の緒が切れて、実力で対抗するとともに、ロシアの支援を要請した... これが真相です。

メディアはすべてユダヤ金融資本に牛耳られていますから、こんな真実は積極的に報道されるわけもありませんね。

傀儡政権というのは歴史的にうまく行った試しがありません。他の国の意思を反映するのが「傀儡」ですから、本来のその国の意思と衝突するのは時間の問題なのです。

今回も、あっという間にクリミアをプーチに取られ、オバマさんは経済制裁をわーわー騒ぐ程度しかできません。しかも、天然ガスの3割をロシアから輸入するEUが一枚岩にならず、制裁は実効性がありません。これが原因で、オバマさんは米国内支持率を落とし、議会からは「弱腰」と叩かれる始末です。

第一ラウンドは完全にプーチンの勝ちと言えますね。

第二ラウンド、つまりクリミア以外の東ウクライナ情勢はどうなるでしょうか。

上記の記事のとおり、親欧米/親ロシアの小競り合いが大惨劇に発展する可能性は十分にあると思います。それは表面的には「ロシアの一発目」からはじまると思われます。

米国の参戦・侵攻のパターンが「相手に一発目を打たせる」です。そして国内外で参戦・侵攻のお墨付きをもらうのです。

我々日本人にとっては、太平洋戦争がその好例です。戦争はしないという公約で大統領になったルーズベルトは日本に「一発目」を打たせて議会の対日開戦決議を取り付けましたね。あの有名なハル・ノートを突きつけました。無理難題の和平条件を列挙して、日本が戦争を選択せざるを得なくしたのです。そして、真珠湾奇襲攻撃は「Remember Pearl Harbor」という言葉を米国人に刻み込み、参戦のプロパガンダとなりました。

911自作自演でっち上げテロも同じです。テロリストモンスター「アルカイダ」を創造し、これをかくまう国、支援する国に対する侵攻はすべて合法的というわけです。

米国は表では、4者協議を主導して事態収拾を図っているようにみせかけていますが、実態は傀儡政権側に親ロシア派への挑発を続けさせ、プーチンに「一発目」を打たせようとしているのではないかと思います。
4者合意応じず=ウクライナ軍は撤退を―親ロシア派
時事通信 4月18日(金)22時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140418-00000180-jij-int
ネット上では第三次世界大戦、核戦争への発展を言う人たちがいます。可能性がないとは言いませんが、何しろ大人の大国のにらみ合いですから、そうなってしまったらお互い壊滅することは良く知っていますので、そうはならないと思います。

どちらかというと、パレスチナ型になると思います。長期的な小競り合いが続き泥沼化するのではないでしょうか。

▼▽▼ 重要 ▼▽▼
Paul Craig Roberts論評
http://www.voltairenet.org/article182611.html




0 件のコメント:

コメントを投稿